山畑
淡路島の玉ねぎ栽培

淡路島の中生の玉ねぎ ターザンを収穫しました

ターザン

こんにちは^^ママすけです。

Nii Farmでは今年最後の玉ねぎ『ターザン』を収穫しました!
思えば、2月頃から約4か月に渡り・・玉ねぎ、玉ねぎのお世話続きでしたが、こちらで最後となるとなんだか寂しい感じもします。

収穫前の玉ねぎ

なにこれ??と思われるかもしれませんが、玉ねぎです。

マーくん
マーくん
倒れとうやん

そうです。倒れています。

収穫期が近づくと玉ねぎは自然と葉が倒れてきます。

キョーちゃん
キョーちゃん
倒れたら採るサインなんだね!

Nii Farmでは、畑全体の9割以上の葉茎が倒れてから、1週間以上畑で熟成させてから収穫します。

収穫

しっかり熟成させたので、収穫をします。

Nii Farmでは一つ一つ丁寧に手作業で抜いていきます。

気を付けて抜かないと、葉茎がちぎれてしまうので注意が必要です。

抜いたらその場で表面を乾燥させます。

機械を使用して抜く農家さんもいらっしゃいます。全て手で抜いていきますので、けっこう大変です(;´・ω・)

今年のターザンは綺麗な丸い形で大きいものが多い印象です。

トウ立ち(ブチ)は1本もありませんでした☆

保存(つり玉)の準備

ターザンは早晩性中生(なかて)という玉ねぎになります。

早晩性については、下記のブログをご確認ください。

新たまねぎ
淡路島産玉ねぎの収穫時期を解説。極早生から晩生とは?こんにちは、Nii-Farmのママすけです。 淡路島と言えば『玉ねぎ』がとっても有名です。でもその玉ねぎにはいろいろな早晩性や品種...

淡路島を訪れたことのある方は見たことがあるかと思いますが・・・

玉ねぎ小屋に吊り下げられている玉ねぎ達。今の時期は吊られているのを見れます^^

玉ねぎを吊るために茎葉を長く切ってあげます。

この状態に切ったら、数個ずつまとめて縛ります。よくばって多く縛ると重たくなってしまい、千切れて落ちてしまうので注意が必要です。

吊り下げるとこんな感じになります。この状態でどんどん吊り下げて行きます!

ターザンの特徴

ターザンはレクスターや七宝早生とは異なり、長期保存が可能な玉ねぎです。

短期貯蔵の主力品種「ターザン」は、
6~10月にかけて全糖含量が高く、ま
た、糖組成が安定している。
→ 収穫直後から甘みがのり、かつ、
吊り小屋貯蔵の間、安定して強い
甘みが維持される

貯蔵しておいしい「淡路島たまねぎ」
品種により食べ頃が変化より引用

<4D6963726F736F667420506F776572506F696E74202D2092579848929991A082B582C482A882A282B582A2835E837D836C834D2E707074> (hyogo-nourinsuisangc.jp)(外部リンク)

吊り玉として保存し、販売する際に長い葉茎をカットし、表面の汚れを落とし出荷しています。

写真は収穫直後のため、表面の皮色が薄いですが、貯蔵していく間に実が引き締まり綺麗な茶色に変わっていきます。

 

ターザンは食感が硬めで加熱すると甘味が増す特徴があり、加熱調理に適していると言われています。糖度もありますが、辛味もありますので、オニオンスライスにすると辛味が残り食べにくいかもしれません。

さいごに

早生に比べても、栽培期間が長く、また梅雨の影響もあるので病害虫対策が大変な玉ねぎです。

今年は、1玉が500g前後の大玉が多く、玉のサイズも2L中心に大きく育ちました。

nii farmでは、だいたいお盆頃までを目安に地元の直売所向けに出荷をしています。
ネットでも販売しておりますので、よろしくお願いいたします。

Creema(クリーマ)

クリーマ バナー
クリーマでも出品しております。