こんにちは、Nii-Farmのママすけです。
淡路島と言えば『玉ねぎ』がとっても有名です。でもその玉ねぎにはいろいろな早晩性や品種があるのをご存知ですか?極早生とか晩生とか・・・私はまず読めませんでした(;^_^Aなんじゃこりゃ??の状態でしたので、ここでご紹介を。
早晩性(そうばんせい)って??
早晩性
【意味】
作物の開花や収穫に至るまでの栽培期間の長さを基準とした性質のことです。
早く開花や収穫に達するものから極早生、早生、中生、晩生、極晩生に分けられます。サカタのタネHPより引用
早晩性|園芸用語集|サカタのタネ 家庭菜園・園芸情報サイト 園芸通信 (sakata-tsushin.com)(外部リンク)
読み方が極早生(ごくわせ)、早生(わせ)、中生(なかて)、晩生(おくて)となります。
中生とか晩生とか読めなくないですか??
私は最初?????ばっかりでした。これでこう読むの!?と驚きでした(;^ω^)
それぞれの早晩性について、玉ねぎで説明していきたいと思います。
種まきの時期や収穫時期などは、栽培地域や品種によって異なりますのでご注意ください。
極早生(ごくわせ)とは?
栽培する地域や品種によって異なりますが・・・
8月下旬~9月中旬に種まきをし、3月中旬~4月下旬に収穫できます。
淡路島では「春一番」「レクスター」「フォーカス」など・・色々な種類が栽培されています。
その他にも3月上旬頃から収穫される超極早生品種と言われる「スーパー春一番」「スーパーこがね」「スーパーアップ」などがあります。
皮の見た目がが白っぽく少し黄緑色なのが特徴です。
水分が多くみずみずしいです。しかし、傷みやすいため長期保存には向きません。
やわらかくてみずみずしいので、やはりオニオンスライスがオススメです。
水分が多いので、加熱するとトロトロになります。カレーとか肉じゃがに入れると、とろけて形が分からなくなってしまいます。
加熱するとトロトロになるので、小さいサイズの玉ねぎだと、まるごとスープにいれたり、ホイル焼きにしても良いですよ^^
早生(わせ)とは?
極早生の次の玉ねぎです。淡路島では「七宝早生7号」を生産されている農家さんが多いです。
9月中旬~下旬に種まき、収穫は5月上旬。極早生よりも日持ちはしますが、適切に保存した場合は夏くらいまで持ちます。
生でも甘くて美味しいですけど、加熱するとさらに甘味が増しますよ極早生に比べると加熱しても、形は残りやすいです。
中生(なかて)とは?
9月中旬~下旬に種まきをして、収穫は5月下旬~6月上旬になります。
淡路島ではつりたまとして保存されていることの多い玉ねぎです。
淡路島では「ターザン」「ターボ」「アンサー」などが栽培されています。
淡路島を訪れたことのある方は、この光景を目にしたことがあるかもしれません。
葉と根が付いた状態のたまねぎをたまねぎ小屋で吊るして保存し、出荷する時に葉と根をカットします。
最近では吊らさずにコンテナに葉と根の付いた状態の玉ねぎを入れて、保管している農家さんも多くなってきているようです。
我が家では、スライスしてピザ生地にたっぷりトッピングして焼き上げて食べます。
晩生(おくて)とは?
最後に晩生(おくて)です。淡路島では「もみじの輝」、「もみじ3号」などが栽培されています。
種まきは9月中旬~下旬。収穫時期は6月頃です。長期貯蔵が可能なのが特徴です。
たまねぎの見た目も変わってきて、茶色の綺麗な皮の玉ねぎです。
ちなみに、晩生だけではなくて淡路島産の玉ねぎで多い中生のターザンもこんな感じの色に仕上がります。なので、お店で見かけても晩生か中生か実際は分からないかもしれません。
出荷順としてのイメージですが、中生→晩生という感じです。
番外編:赤たま(レッドオニオン)
Nii-Farmでは、赤たまも作っています。
切ると、中も綺麗な赤色をしています。
色どりを活かしてサラダやマリネにピッタリです。
まとめ
淡路島の玉ねぎは『甘い』と言われ、実際に私も淡路島の玉ねぎを食べてその甘さに驚きました。
私の妹は幼い頃から玉ねぎが嫌いで食べない人でしたが、淡路島の玉ねぎは喜んで食べるんです。玉ねぎが嫌いな友人も、玉ねぎの厚切りがサンドされた淡路島バーガーを食べて「甘い!これなら食べられる!!」と大喜びしていました。
そのくらい甘い『淡路島の玉ねぎ』。生でももちろん甘いですが、加熱するとさらに甘味が増しますので、お野菜嫌いな人にもぜひ食べていただきたいです^^