山畑
野菜の栽培記録

スイスチャード(ふだんそう)の種まきから、収穫まで

定植前のスイスチャード

パパすけです。今回はスイスチャードの種まきから収穫までの状況をお届けします。

ちなみにスイスチャードってなんだ!?という方も多いかと思います。
そして、フダンソウという和名も、分からないという方も多いかと思います。

実際に私もそうでしたから!

最初に妻が直売所で見かけて「スイスチャードいいな~」というのが作るきっかけだったと思います。

これが、最初から上手く行くことなく・・なかなか栽培は難しかったです。
スイスチャードの栽培は5回目になります。色んな失敗談含めて参考になれば幸いです。

スイスチャードの栽培

スイスチャードスイスチャードとは、簡単に言うとカラフルな葉っぱです。

1つの株から次々と葉っぱが出てくるので、ハサミでカットして随時出荷をしています。
栽培期間も幅広く絶え間なく作れることから、フダンソウというと聞いたことがあります。

ふだんそうのフダンは不断から来ているんだとか・・。

真冬の厳寒期は発芽率などで作れないと思いますが、葉物野菜の少ない時期にも出荷が狙えるお野菜です。

スイスチャードは美味しいのか?

これは賛否有ると思います。食べ方としては。。ほうれん草のようにおひたしにしても良いですし、豚肉などと痛めても良いです。煮物や吸い物に入れてもいろどりが鮮やかになるのでおすすめです。

また、キャラ弁作りにカラフルな色合いが使えると聞いたこともあります。

味は多少、青みがかったえぐみを感じます。この辺は野菜嫌いな方には苦手な方もいるかと思います。ほうれん草のようにおひたしはできますが、冬場の甘味のあるほうれん草に比べたら味は落ちます。

野菜を食べている!という感じは強いので、野菜好きの方には良いかと思います。

スイスチャードの種まきから収穫まで

スイスチャード播種

2021年の種まきですが、3月17日に行いました。

定植前のスイスチャード

定植は4月16日に行いました。

種まきは128穴のセルトレイに1穴に対して2~3粒撒いています。

1つの粒から複数出ることもあるのですが、間引きはあとからできるので多めに撒いています。

マルチに穴あけ

前作は1月獲りのレタスでした。レタスはほとんど収穫できずに廃棄してしまいました・・・涙 消毒も少なかったのですが、不織布のベタ掛けだけだったので寒波の影響でボロボロになりました・・汗

そんな畑だったのですが、新しくマルチを張り直しています。

残肥が有ると思うので、控えめに遅効性のある一発型の肥料を加えました。

ちなみにスイスチャードは少量栽培なので、同じ栽培マルチで金魚草とジニアを植えています。

スイスチャード

5月9日から出荷を始めました。

種まきから2ヵ月も掛かっていないので、短期間で出荷できるというのは魅力です。

スイスチャード

ちなみに赤いスイスチャードは根も赤っぽいです。笑

葉っぱが大きくなると硬めになるので、若どりのほうが良いのかなと思ってます。
7月いっぱいぐらいは収穫ができるかなぁと思っていますが、実際は分からないので、収穫が終わりましたら追記したいと思います。

スイスチャードを栽培してみて失敗した話

スイスチャードの栽培ですが、結構難しいと感じたことがあります。

一番最初に蒔いたのは8月頃でした。そのころは直播をしていて発芽までの水やりがとても大変で、ようやく芽が出始めた頃には周りの草も生えてしまい草に負けるような感じでした。

さらに、虫がよくついてしまいフダンソウで登録のある農薬も分からず、ほとんど収穫できずに終わってしまった状態でした。

減農薬で栽培を心がけていますが、農薬の登録を探すのが結構大変でした。

実際に購入した薬もありますが、2回目以降は冬にかけての栽培になり、あまり害虫被害が問題にならず・・結局あまり使ってません。苦笑

そんなこともあり、芽が確実に出やすいというか発芽管理がし易いセルトレイでの育苗を行い、そのあとにマルチを張った場所に定植するという形を取っています。

マルチも植穴を必要以上に大きくせずに、指で穴をあけてその場所に入れるようにするとあまり草が多く生えないのでおすすめです。

肥料の流亡もマルチを張っているので、少なく管理が楽になります。少量栽培の方も育苗後に定植をすると結構簡単に作れるかなと思います。

さいごに

今回は簡単にですが、スイスチャードの栽培方法をお届けしました。

スイスチャード

スイスチャードという名前が洋風で、お料理のアクセントにも良いかと思います。
作っていなかったら、ちょっと寂しい。そんなNii farmのお野菜でした。

 

 

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