山畑
淡路島の玉ねぎ栽培

淡路島産、人気の新玉ねぎ七宝早生7号

七宝早生

パパスケです。今回は、5月収穫の早生(わせ)玉ねぎ「七宝早生7号」の紹介です。

早生品種としては、淡路島でも生産農家も多いと思われます。
そして、甘い!おいしい!・・生で食べるなら、七宝!というぐらい人気があります。

ほんまかいな?とか思いますが。。。爆

まぁ、実際に食べて見て、結構これがやっぱり美味しいと思います。笑

七宝早生7号

七宝早生7号

七宝早生7号は、株式会社 七宝から発売されている玉ねぎの品種です。

淡路島の4月下旬頃から5月にかけて、早生の玉ねぎとして地元の直売所などで販売されている品種です。

七宝早生7号を生産してみて

七宝早生

七宝早生ですが、極早生のレクスター1号と比べると表面の傷、病気が非常に少ないです。

耐病性がある感じで、超極早生、極早生の品種と比べると育てやすい感じです。
また、七宝早生7号は大玉になりやすい傾向があります。

レクスターの場合は、3Lという大きさの玉ねぎもできるのですが、主流はLぐらいです。
七宝早生の場合は、上手く生育すれば2Lから3L以上の大玉が多くなります。

非常に多収と言える品種でもあり、収穫のしがいも有ります。

七宝早生

見た目も表面が綺麗なものが多く、かなり美しいです。

もちろん、根、茎葉を切ってすぐの状態と乾燥をして、数日した状態では表面の見た目も変わってきますが、形も綺麗です。

七宝早生は、育成販売元である株式会社 七宝の会社名と同じ七宝が付いています。
それだけ自信をもって作っている玉ねぎだと思っています。

実際に、作ってみて、本当に綺麗な玉ねぎが多くて良いです!

デメリット

七宝早生は非常に人気があり、生産者も多い事・・そして大玉傾向にあるため豊作の場合は市場価格が下落するように思います。。

生産者側とすると、利益を上げにくいのかも??しれません。

メリット

七宝早生

七宝早生は3月、4月の超極早生、極早生に続いて貯蔵がメインの中生(なかて)までに流通する玉ねぎです。

なので、この時に玉ねぎを販売するのには欠かせない品種になっていると思います。

淡路島たまねぎ「淡の春」とは?

「淡の春」セールスメッセージ

早生たまねぎ「淡の春」 JA淡路日の出

淡路島のたまねぎ農家に「美味しいたまねぎは?」と尋ねると、「春の早生たまねぎ、七宝早生ですよ」と答えてくれます。農家が認めた美味しい春のたまねぎを「淡の春」の愛称とイメージキャラクター「ナナちゃん」で食卓にお届けします。

「淡の春」は、たまねぎに含まれる辛み成分(ピルビン酸)が少なく、サラダ感覚(スライス等)で食べられるたまねぎで、春(5月)に収穫され5月にお届けできる季節限定の美味しいたまねぎです。

JA淡路日の出より引用

https://www.ja-awajihinode.com/products/awanoharu/(外部リンク)

「淡の春(あわのはる)」として七宝早生をJA淡路日の出から売り出していることもあり、今後の販促効果にも生産者側としては期待したいところです。

ちなみに私のところでは昨年の出荷実績では、レクスター、七宝早生7号、ターザンをJA出荷していました。レクスターとターザンは同じ個撰という箱ですが、七宝早生7号だけは淡の春専用の段ボールになっていました。

そんなことから、やはり季節限定の自信を持った玉ねぎなんだな!と思ってます。

七宝早生7号の作型

七宝早生7号

七宝早生7号は9月中旬以降に播種、11月中旬に定植。5月初旬にかけての収穫するのが香川県を標準とした作型になっています。

ちなみに1缶で、苗から育てた場合は・・・7~8aぐらいの面積分ぐらいになりそうです。体感的に2万株弱ぐらいの植え付け面積です。

実際に2021年に植え付けている面積は6a程です。

GW初期までは、極早生品種、GW突入後は七宝早生と言う感じで生産されている方も多いんじゃないかと思います。

七宝早生

実際に私の畑では、GW終了頃までレクスター、レクスター終了後ぐらいから七宝に入れ替えと言う感じでした。こちらの畑は天気が良い時には大阪湾が綺麗に見えます。

さいごに

七宝早生

七宝早生7号ですが、早生の品種としては非常に人気があります。
そして、ネーミングも縁起が良さそうな七宝です。

私の畑では七宝早生の次は赤たまねぎ、中生のターザンと続きますが。。

七宝早生になってくると、若干口に入れた時の辛味はあります。ただ、中生のターザンと比べると辛味は控えめな印象です。生食で、サラダで食べるならやはり七宝早生までかな?というのが生産者側のイメージです。

もちろん、ターザンも美味しいのですが、辛味はあります!

そして、玉ねぎ好きの人は中生のターザンでもサラダで食べます。少し辛いのがまた・・うまい!という人も。。笑

淡路島の春の玉ねぎ「七宝早生」、生産している品種も色々と増えてきましたが思い入れのある玉ねぎです。

Creema(クリーマ)

クリーマ バナー
クリーマでも出品しております。