こんにちは^^ママすけです。
最近、玉ねぎの茎と根を切るのに使用しているハサミの切れ味が悪くなってきたのでパパすけに新調してもらいました\(^_^)/
とっても切れ味抜群で嬉しいのですが、切れ味が良すぎて玉ねぎを傷つけてしまうことも・・・(-_-;)
そしてある日のこと・・・
はい、やらかしました(笑)
運よく手袋だけ切れました(;^ω^)少し大きめの手袋なので助かりました。ピタッとした手袋だったら、怪我してたと思います。切れ味が良いので、簡単に切れました。
気を付けないと・・・と思ったママすけです。
さて、話は変わりまして・・・新たまねぎといったらオニオンスライスですよね。
新たまねぎというと、やっぱりオニオンスライではないでしょうか?我が家も超極早生の品種を始めて収穫した時、オニオンスライスで食べました!
新たまねぎの時期はよく登場するオニオンスライスの食べ方のご紹介です。
そもそも新たまねぎってなに?
新たまねぎとよく言いますが、春に採れるから新たまねぎ??
よくわかっていない、ママすけでした(^▽^;)
通常、たまねぎは、日持ちを良くするため、収穫後一ヶ月ほど乾燥させて出荷されます。
新たまねぎは、温暖な地域で3~4月頃に出荷される早取りのたまねぎの総称です。
新たまねぎは「黄たまねぎ」や「白たまねぎ」を収穫後すぐに出荷させたものです。
通常の玉ねぎは乾燥させてから出荷されるのに対して、新たまねぎは収穫後すぐに出荷されるのが違いになるようです、すぐに出荷されるので、皮が白っぽく、みずみずしくて柔らかく、辛味が少なく感じるそうです。
写真で見ると、皮の色が全然違うのがわかりますよね。(右が新たまねぎです。)よくスーパーで目にするのは左側の茶色い玉ねぎです。よく乾燥されているので、こんな色なんです。
我が家では中生(なかて)のターザンがこんな茶色の綺麗な皮の色になりますよ^^
玉ねぎの栄養
- 硫化アリル(アリシン)
- ケルセチン
- カリウム
- 食物繊維
などが含まれます。
カリウムはむくみを取ってくれるのでデトックス効果があります。玉ねぎには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が含まれているので、腸内環境を整えてくれます。
ただ、これらのとっても良い栄養分は水に溶けるものが多いです。
そのため、水にさらすとその栄養分が水に溶けだしてしまい、もったいないことになってしまうのです。
栄養分をしっかりとりたいということであれば、玉ねぎ丸ごと使ったスープだと栄養分がスープに溶けだしても、そのスープを取ればOKです。
たまねぎにとってとても大事な栄養素【硫化アリル】と【ケルセチン】について詳しくまとめていきたいと思います。
硫化アリル(アリシン)
玉ねぎを切った時に目が染みたり、鼻水がでてきたりしませんか?
これは『硫化アリル(アリシン)』のせいなのです。玉ねぎ以外にニンニクやネギなどに含まれています。*アリシンは硫化アリルの一種なので、ここでは()で書いています。
たまねぎの辛味の正体は『硫化アリル(アリシン)』
硫化アリル(アリシン)には
- 血液をサラサラにする働き(血栓予防効果)
- ビタミンB1の吸収を高めてくれ疲労回復
- 血中コレステロールの増加抑制
- インスリンの分泌促進(血糖値の上昇を抑制)
- 胃液の分泌促進
など良いことがたくさんあります。
高血圧予防、心筋梗塞予防、脳梗塞予防、動脈硬化予防ができると考えたら、とっても良い栄養分ですよね^^
硫化アリルは水溶性で水に溶けやすく、熱に弱いという性質があるため調理に注意が必要です。そのため、加熱しなくて良いオニオンスライスが良いようです。
ケルセチン
ポリフェノールの一種で苦みの成分です。
たまねぎ皮茶なるものが販売されているくらいです。
ケルセチンについては、以前にもブログに書かせてもらいましたのでリンクを貼っておきます。
【効果・効能】
抗酸化作用
動脈硬化予防
コレステロール低下作用
血糖値低下作用
抗炎症作用
抗アレルギー作用 など
ケルセチンは油と一緒に摂取すると吸収率が良くなり熱にも強いので、炒め料理や脂肉と一緒にが良いかもしれません^^
オニオンスライスの作り方
『オニオンスライス=水にさらす』かと思います。前述の玉ねぎの栄養の部分で、水にさらすと玉ねぎの大事な栄養分が逃げてしまう・・・。玉ねぎは体に良い栄養がいっぱいなので、栄養分が逃げることの無いようにNii Farmでは『水にさらさない』でオニオンスライスを食べています。
辛味をどうにかしたい・・・
玉ねぎを生で食べるのは体にとても良い事とわかっていても『辛い』と食べにくいですよね。辛味は『硫化アリル(アリシン)』のせいであることを、玉ねぎの成分の所で書きました。
硫化アリルは『熱に弱く、水に溶けやすい』性質がありますが、もう一つ『揮発性が高い(気化しやすい)』という性質があります。ですので、辛味を取りたいけど水にさらしたくないという時は、空気にさらしてあげることで辛味を取ることができるんです。
切り方で辛さが違ってくる
硫化アリルをより早く抜くためには、玉ねぎの切り方も大事になってきます。
玉ねぎの繊維は絵のように縦方向になっています。
繊維を断ち切るように切ると、空気に触れる面が多くなるので辛味が抜けやすくなります。
作り方
1,玉ねぎを繊維を断ち切るように横にスライスします。
この時、1個を丸々スライス(輪の形になります)しても良いですし、先に縦に1/2カットしてからスライスしてでもOKです。
スライサーを使うのが一番楽ちんですが、無い場合は手でも大丈夫です。手で切る際は、なるべく薄くなるようにして下さい。
2,バットや大きめのお皿の上に重ならないように広げて空気にさらす。
空気にさらす時間は味見をして調整をして下さい。我が家は10~30分くらいです。さらす時間が長いほど辛味が抜けて行きます。
さらす時間はひとそれぞれで、人によってはスライスした後半日程冷蔵庫で保管される方もいらっしゃいます。味見をして辛味が強ければ、時間をおいて・・・という風に自分好みに調整してみて下さい^^
シャキッとさせるために冷水に浸したい方は、栄養分が逃げないよう短時間でサッとするようにして下さい。
3,お皿に盛り、お好きなドレッシングやポン酢でお召し上がりください。
硫化アリルの効果をしっかりと得たいのであれば、あまり空気にさらして辛味を抜いてしまうと、大事な硫化アリルも抜けてしまうことになります。硫化アリルの効果を十分に得たいという場合は辛味を抜き過ぎないようにご注意ください。
まとめ
玉ねぎは抗酸化作用は血液サラサラなど良い事いっぱいの野菜です。
その栄養を逃がさないためにも、オニオンスライスでは水にさらさない方法。栄養が溶け出しても丸ごと食べられるスープなどが勧められ勧められています。
さらす時間をとらなければいけず、ちょっと面倒と思われるかもしれませんが、ぜひ試していただきたいです^^