山畑
淡路島の玉ねぎ栽培

淡路島で生産されている極早生玉ねぎレクスター

レクスター1号

どーも!パパすけです。

今回は当農園で作っている2021年玉ねぎの主力とも言える玉ねぎを紹介します。

レクスターです!

レクスター

レクスター・・・・。名前からして、かっこよくないですか?結構気に入っているんですよ♪

そして、僕が苗から作った初めての玉ねぎとして、とっても思い入れのある玉ねぎなのです!

レクスターとは?

レクスター1号

レクスターは株式会社 七宝さんから発売されている極早生たまねぎです。

淡路島でも生産者の多い七宝早生7号よりも早く熟する品種になっています。

つまり・・七宝は早生・・それよりも早いレクスターは、それよりも早く市場に出せる品種という感じです。

 

レクスターの種まき時期は?

レクスター1号

レクスターは9月中旬頃です。2020年は9月14日に播種しています。

収穫期目安としても七宝早生は5月~に対して、レクスターは4月中旬以降と言う感じになっています。

七宝早生7号

こちらが七宝早生7号の缶です。

なので、七宝早生は2L、3Lサイズという大玉になりやすい傾向があるため・・実質4月でも出荷可能なサイズであるのに対してレクスターは熟している期間である同タイミングでも大きさは七宝早生7号と・・そんなに変わらないように感じることもあります。

記事を書いているのは4月23日ですが、淡路島の直売所では普通に七宝早生7号が販売されています。僕の植えている七宝早生も出荷できる大きさのものも結構あるんです。

順番に植えていることもあり、今の出荷はレクスター1号となっています。

 

レクスターは美味いのか!?

レクスターは美味しいです。

オニオンスライス

オニオンスライスでも辛味をほとんど感じられず、美味しいです。美味しい美味しいと思って食べていても、なかなか飽きない・・です。

玉ねぎの糖度

糖度計でレクスターの芯部分をすり下ろして、糖度を計測しました。10ありました。

もちろん個体差も有ると思いますので、参考までにお願いします。

焼いても、煮ても美味しいですが、レクスターはみずみずしさがウリだと思いますので、やっぱりサラダがおすすめです。

レクスターの栽培は難しい???

レクスターの栽培は、栽培期間の近い七宝早生に比べて結構難しく感じています。

なぜかというと・・・七宝早生7号はレクスターに比べて比較的病気が少なく感じています。

 

そして、これは作付けの段取りによるものもありますが・・。

レクスターは七宝に比べて圃場(たんぼ)の状況が粘り易く、・・・(特に僕の作っている圃場では田んぼが粘りが強いこともあり・・・ゴロゴロになっていることもあります)

畑で植える分には気になりませんが、田んぼで植えている場合は・・

 

 

 

 

今のところ課題が多いのが現状です。

 

 

どうしてレクスターを作るのか??

僕がレクスターを作っているのは、単純に初めて本格的に自分で種まきしてから作り始めたからです。

1月の寒い季節に嫁と母親と3人で、水筒にお湯を入れて、休憩時間になったらホットコーヒーを煎れて飲んだのを思い出します。

ただの思い入れなのですが、愛着が沸いているというだけ・・という感じかもしれません。。

でも、美味しさは美味しいと思ってます!!

ただの思い入れですが。。。笑

どうしてレクスターだったのか?

単純に農協の栽培ごよみなどで極早生たまねぎに七宝のレクスターが載っていたからです。

単純すぎる理由だったのですが・・・食べて見て美味しかったというのが、今も作っている理由だったりします。

食べて美味しい・・・一番大事なことだと思います!!

レクスターのデメリット

レクスターのデメリットを感じていることがあります。それは種苗費が1缶で1万円台後半です。

そして、農協で買っているのですが、小分けされた20mlとかの小さい量が今のところ入手ルートが自分には無いのがデメリットです。

だいたい1缶で7畝ぐらい、上手く苗ができれば使っている感じです。
小規模な棚田が多いので、植え付ける際には今年の場合は、2つの田んぼに植えています・・。管理をする上では1つの田んぼに植えれたらと思うので、やはり来年以降は自分の管理しやすい玉ねぎを考える方が良いのかなとも思います。

これは、もちろん自分のところだけのデメリットかもしれません。

その他にもレクスターは表面が柔らかいので機械で収穫すると傷が付きやすいとも聞いたことがあります。これは大規模栽培を考える上では非常にデメリットになりそうです。実際に中生のターザンなどと比べれば、表面が柔らかい感じがあります。

レクスターの大きさ

レクスターの大きさ

レクスターの大きさですが、巨大な大きさにはなりにくい感じです。
MとLという玉の重さで言えば200~300g弱の大きさが多いです。

しかし、中には600gを超える大玉もできています。成長の過程によるところもありますし、田んぼの栄養、土の質などによっても変わると思います。

上記画像は4月23日の収穫物です。Lサイズが一番多くて、次がMサイズと言う感じでした。

栽培はマルチはせずに、水稲の後作として植え付けています。

分球ととう立ちは非常に少ない印象です。

 

さいごに

レクスター

レクスターですが、極早生の玉ねぎとしてお気に入りの品種です。
デメリットとしては購入単位が大きいぐらいでしょうか。

また、入手先としては現状は農協で買っていますが、一般的に小売店で買えるかはよく分かりません・・・。

しかし、作りがいがあって、食べても美味しいのでおすすめの玉ねぎです。

 

 

Creema(クリーマ)

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