こんばんは、ママすけです(^o^)o
Nii Farmでも稲の収穫がはじまりました!雨が降ってしまうと収穫ができなくなってしまうので、天気予報とにらめっこです。
稲刈り前の畑の様子
稲刈り前の畑の様子です。
稲の色の比較で9月4日に撮影したものをのせます。
2つを見比べると、稲の色が緑から黄色がかった色に変化しているのがわかりますか?(2つとも同じ稲の畑です。)
収穫
コンバインという大きな機械で刈ります。奥に見えるのがコンバインです。刈ったお米が機械の中に溜まっていくので、上に見えている筒状の物で用意している専用のネットにお米をうつします。下の写真がお米をうつしたところです。
収穫後:乾燥~籾摺り
乾燥
収穫して終わりではありません。
収穫したばかりのお米は・・・
籾殻が付いた状態です。売っているお米とは全然違いますよね。
収穫したお米は水分量が多い(稲刈り直後は通常20%程)です。このままだとカビが生えてしまい貯蔵にむかないため、感想をさせる必要があります。
天日干しをする自然乾燥と機械乾燥とがあり、Nii Farmでは機械乾燥でしています。
奥にあるのが乾燥機、手前に映っているのが籾摺りの機械になります。この機会を使って収穫したらすぐに乾燥を行います。目標(設定した)の水分量になるまで乾燥させるのですが、30分おき位に温度とか水分量のチェックをします。夕方頃から乾燥し始めて、この時は終了したのが朝の3時すぎだったそうです(^▽^;)
自宅に乾燥機がない農家さんは、ライスセンターというところに持ち込み、乾燥・籾摺りまで行います。数年前までNii Farmもライスセンターにお世話になっていました。稲を刈ったけどライスセンターがいっぱいで持ち込みできない!ということにならないように、予約(?)をして稲刈りしないといけません。稲刈りの日程をたてたら、まずはライスセンターに連絡をして、ライスセンターがOKなら決定。ダメなら別な日程を考えて・・・となるので、なかなか大変そうでしたよ(;^ω^)
水分量の測定
乾燥が仕上がったら、実際にどの程度水分があるのか水分量を測定する機械で測定をしています。
付属の籾擦り機で籾摺りをしたお米がこちら。
ところどころ緑色のお米が混ぜっていますが、これは青米と言われるもので完熟直前の葉緑素が残ったお米です。食べても害があるものではありません。
この状態で水分計に入れて測定します。
何回か測定し、平均ボタンを押すと平均値が出てくれます。
乾燥機で水分量は設定していますが、実際に水分量がどの程度か確認してから次の作業にうつります。
籾摺り
乾燥が終了したら、籾摺りをします。もみ殻を取り除き、玄米と言われる状態にします。
*籾摺りの実際の写真がないため、次の籾摺りの時に撮影できたらと思います。
籾摺りしたもみ殻は、外に用意されている専用の袋に溜まっていきます。
これがもみ殻です。
袋詰め
籾摺りが終わったお米は、用意されている専用の測りで米袋に入れて行きます。この時のお米が・・・
こんな状態です。
比較するとちがいがよくわかりますよね^^
右の玄米を精米所で精米して白米にします。
30.5㎏の重さで自動に停止するように設定されています。34はこれまで34袋を袋詰めしましたよ~という数字です。
袋詰めした物はお米の貯蔵場所に移して終了です。後日、JAの出荷前の検査を受けてから出荷・販売開始になります。
今後の予定
JAの検査終了後に販売できるようになりますので、まだ少し先になります。
例年ではスーパーの産直品コーナーや青空市で販売していましたが、今年はネットでの販売も考えています。また詳しく決まりましたら、ご案内させていただきます♪